「アニオタ」の定義について考えてみた。
「アニオタ」の定義とは
今日は「アニオタ」の定義について考えてみた。
もちろん、オタクを馬鹿にする記事でも批判したいわけでもない。自分も一般の人からしたら充分オタクであり、オタク趣味を持っている。ただどこからが「一般人」で、どこからが「アニオタ」なのかが気になった。
「アニオタ」について考えた
僕は時々アニメを見る。
といっても「アニオタ」と言われることはあまりない。まあ今日はその言葉について考えるわけだが。
基本的にインドアで、一人かつ自分の部屋で楽しむことができる娯楽が好きなであり、その中の一つがアニメ、という感じである。
だから本も読むし、映画も見るし、漫画も読む。特別「アニメ」だけを好んで見るわけではない。創作物全般が好きだ。
かといって、アニメに対する熱が低いというわけでもない。
友人と「この声優がいい」「あのアニメの作画が~」とアニメ談義をすることもある。一般的な所謂リア充の人からしたら僕もアニオタなのだろう。
ただアニメを嗜むことはあるが、なんとなく自分のことをアニオタだとは思わない。今回はアニオタの定義と自分がそこに含まれるかどうか考えてみた。
「アニオタ」の定義
世間で言われているアニオタの定義について一通り挙げてみる。
①アニメに優先的にお金を使っている。(ファッションにこだわらずグッズを買う等)
②毎シーズンアニメをチェックしており、常に何かしらのアニメを見ている。
③深夜アニメに頻繁に出演している声優の名前を知っている。
④そもそも深夜アニメを見ている。
ぱっと思いつくのはこのくらい。
④が案外盲点かも。一般的にリア充と言われる人達が深夜アニメを見るのかがそもそも疑問。声優を知っているとか知っていない以前にまずアニメ自体を見ないのではないか。(偏見かも)
この基準だと自分はアニオタになるがあまりしっくりこない。
「アニメ」という媒体自体を好んでいるかどうか。
アニメという媒体
個人的な考えだが、
「アニオタ」の基準は「アニメ」という創作物の中の一媒体を好んでいるかどうかだと思う。
元々自分は創作物全般が好きだった。「本を読むのが好き」とか「映画を見るのが好き」というわけではなく、「おもしろいストーリーに触れたい」という感情が一番強かった。
だから本を読みたいとか映画を見たいという媒体依存の娯楽ではなく、おもしろそうなストーリーを追うためにそれらの媒体を嗜んでいた。
周りの人からしたら僕は「読書オタ」であり「映画オタ」なのかもしれない。だけど自分の中では僕は「ストーリーオタ」なんだ。
この理論を使って考えると、「アニオタ」は最初からアニメという媒体を楽しむことを決めており、その中からおもしろい作品を探している、というのがわかりやすい。
具体例
少しわかりにくくなったので、具体例を使って説明する。
突然だが、僕は「凪のあすから」というアニメが好きだ。好きすぎて、もう4周もしている。
ただ、凪のあすからを見ようと思ったきっかけはストーリー由来である。アニメ由来ではない。
「たまたま面白そうだと思った創作物がアニメだった」のであり、
「なんのアニメを見始めようかな」と思って凪のあすからを選んだわけではない。
自分の中でアニオタは後者だと思う。
繰り返すが、「 アニメという媒体が好き」であり、「アニメを見る前提でアニメの中から楽しむ作品を探す」のがアニオタだと考えている。
まとめ
今回はアニオタの定義について考えてみた。
本文で「自分はアニオタじゃない」みたいな書き方をしたが、凪のあすからを見た後、立派なアニオタになった。